行政書士試験において、多くの受験生が最も不安を感じるのが「一般知識」です。行政法や民法がどれほど高得点でも、この科目で40%(14問中6問)を得点できなければ、その時点で不合格となる「足切り」ルールがあるためです。
さらに2024年度(令和6年度)からは、試験制度の改正により「行政書士法」などの業務関連諸法令が追加されました。この変更を逆手に取り、通信講座を「防御の要」として活用する戦略を解説します。
1. 新制度「業務関連諸法令」を確実な得点源にする
今回の改正で追加された「行政書士法」「戸籍法」「住民基本台帳法」などは、従来の政治・経済・社会に比べると、出題範囲が明確で対策が立てやすい分野です。
独学では「どの条文が実務で重要か」の判断が難しいですが、通信講座では試験に出やすいポイントが既に整理されています。
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たとえば: 行政書士の「守秘義務」や「禁止行為」など、実務家として当然知っておくべき基本事項を講義で押さえます。
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活用術: 民法(親族・相続)の学習内容とリンクさせながら講座のテキストを確認することで、戸籍法の基礎を効率よくインプットできます。
ここで出題される数問を確実に正解できれば、足切り回避へのハードルは一気に下がります。
2. 文章理解は「解法テクニック」をルーティン化する
一般知識の中で、最も努力が得点に直結するのが「文章理解(例年3問出題)」です。ここは「センス」ではなく、講座で教わる「解法の手順」を体得することが重要です。
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活用例:
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接続詞に着目: 空欄補充問題では、前後の一文を結ぶ接続詞(しかし、つまり、したがって等)の役割を講座で学び、選択肢を絞り込みます。
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並び替えのルール: 文中の「指示語」や「接続詞」をヒントに、組み合わせられない選択肢を消去していく手順を講義で確認します。
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訓練法: 講座に付属する問題集で「1日1問」をルーティン化し、本番で3問中2〜3問を死守する安定感を養います。
3. 情報通信・個人情報保護は「情報の鮮度」を重視
この分野は法改正が頻繁に行われるため、独学で古い教材を使うリスクが最も高い領域です。
通信講座では、最新の「個人情報保護法」の改正ポイントや、近年注目されているIT用語(生成AI、サイバーセキュリティ対策、クッキー規制など)がアップデートされた状態で提供されます。
自分でニュースを追う時間を省き、講座から提供される最新のキーワード集を直前期に確認するだけで、効率的な対策が可能です。
4. 政治・経済・社会は「深追い」を捨て、予想を信じる
最も範囲が広く、対策が困難なのが「政治・経済・社会」です。ここで満点を狙って新聞や用語集を読み漁るのは、時間対効果(コスパ)が悪すぎます。
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戦略: 通信講座が配信する「直前予想講義」や「時事対策レジュメ」で取り上げられたテーマ(環境問題、少子高齢化、国際情勢など)だけに絞って目を通します。
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考え方: 「講座で触れられなかった問題が出たら、他の受験生も解けない」と割り切り、浮いた時間を配点の高い記述式対策などに充てるのが合格者の鉄則です。
まとめ:情報を「絞る」決断が足切りを救う
一般知識対策の正解は「時間をかけすぎないこと」です。
通信講座というフィルターを通し、対策しやすい「諸法令」「文章理解」「情報通信」を優先的に固める。そして、範囲の広すぎる時事問題は講座の予想に委ねる。
この戦略的な割り切りこそが、足切りの恐怖から解放される方法です。
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