フォーサイトの「マナブン」において、チェックテストで基礎を固めた後に用意されているのが「確認テスト」です。
一見すると単なる総復習のように見えますが、実際に使ってみると、その役割は明確です。
それは、「基礎知識を本番で使える形に変換すること」にあります。
目次
1. ユニットを跨ぐ「広範囲」からの出題
“点の知識”を“面”へ引き上げる
- まとまったボリューム(約25問)
確認テストは、チェックテストのような小刻みな構成ではなく、1回あたり25問前後のまとまった問題数で構成されています。
- 範囲が広い=逃げ場がない
出題範囲はテキストで指定されているものの、その範囲は複数ユニットにまたがります。
そのため、「この論点だけできればOK」という状態では通用せず、知識の抜け漏れがそのまま点数に反映されます。
- 合格ラインによる緊張感
一定点数を超えなければ「合格」にならない仕組みのため、“なんとなく理解している状態”では突破できない設計になっています。

2. 「過去問の先」の一歩手前の難易度と判例知識
確認テストの大きな特徴は、過去問そのものではなくオリジナル問題で構成されている点です。
- 判例の細部まで問われる
チェックテストよりも一段階難易度が上がり、判例の細かい言い回しやニュアンスが問われます。
単純な知識の丸暗記では対応できず、「なぜそうなるか」を理解しているかが試されます。
- 過去問の“覚えゲー”を防ぐ
過去問演習を繰り返すと、「問題を見た瞬間に答えが浮かぶ」状態になることがあります。
確認テストはこれを崩し、初見問題への対応力を強制的に鍛えます。
- 知識の抜けを補完する
過去問だけでは拾いきれない周辺論点もカバーされるため、得点の安定性が向上します。
制限時間による実戦訓練
“解ける”から“間に合う”へ
- 1問ごとの時間制限
各問題に制限時間が設けられており、ゆっくり考える余裕はありません。
- 即断即決の訓練
行政書士試験は時間との戦いです。
確認テストでは、「考えれば分かる」状態ではなく、**「瞬時に判断できる状態」**まで引き上げることが求められます。
- 本番に近い心理状態
時間制限があることで適度なプレッシャーがかかり、ダラダラ解くことができません。
この環境が、試験本番に近い集中力を養います。
正答率の可視化
弱点を“感覚ではなくデータで”把握する
- 累積正答率の表示
各問題ごとに、これまでの解答履歴に基づいた正答率が表示されます。
- 苦手の特定が明確
「何回中、何回間違えたか」が可視化されるため、曖昧な理解ではなく、本当に弱い部分だけをピンポイントで洗い出すことが可能です。
- 改善の軌跡が見える
繰り返し挑戦することで正答率が上がっていくため、成長を実感しやすく、モチベーション維持にもつながります。

5. 盤石の解説と条文・判例引用
解きっぱなし”を防ぐ構造
- 条文・判例ベースの解説
〇×問題であっても、解説には条文や判例の要点がしっかり整理されています。
- 解説=再インプット
問題を解いた後、そのまま知識の補強ができるため、「解いて終わり」にならない設計です。
- 繰り返し前提の設計
何度でも挑戦できるため、正答率を塗り替えながら知識を定着させていくことができます。
結論:確認テストの位置づけ
確認テストは、単なる総復習ではありません。
その役割は、
- 基礎知識の抜けを炙り出す
- 初見問題への対応力を鍛える
- 本番スピードに慣れる
という、**合格ラインを超えるための“最後の橋渡し”**にあります。
まとめ
チェックテストで基礎を固め、
確認テストでそれを“使える状態”に引き上げる。
この二段構えによって、
- 知識を覚える
- 問題で使う
- 制限時間内で判断する
という本試験に必要な力が一通り鍛えられます。
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