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【本音レビュー】TEPPAN行政書士講座のスマホのアウトプット演習について

スマホ完結型学習の「盲点」と向き合う

スマホ一台で学習が完結する「TEPPAN」。その手軽さとスピード感は大きな魅力ですが、実際に中身を精査していくと、一つ気になるポイントが見えてきます。

それが、アウトプットのボリュームです。

結論から言えば、この講座は「量で押すタイプ」ではありません。
むしろ、意図的に量を削っている講座です。

この点をどう評価するかで、TEPPANが合うかどうかがはっきり分かれます。

演習量はかなり絞り込まれている

  • オリジナル一問一答:約400問
  • 過去問:約5年分

この構成だけを見ると、行政書士試験の広い出題範囲に対しては、どうしてもコンパクトに感じます。

他社講座では、過去問10年〜13年分、あるいは数千問規模の問題演習が用意されていることも珍しくありません。

それと比較すると、TEPPANの演習量は明らかに少なく、網羅性という観点では不安を感じる人も多いはずです。

特に民法や行政法の応用問題まで視野に入れると、この分量だけで本試験に対応しきるのは難しい場面も出てくるでしょう。

ここはあえて言い切りますが、「これだけで十分」とは言いづらい構成です。

それでも評価したい「復習システム」の優秀さ

ただし、ここで見落としてはいけないのが、「量を削った代わりに何をしているのか」という点です。

TEPPANは、単に問題数を減らしているのではなく、一問あたりの定着効率を極限まで高める方向に振り切っています。


間違えた問題を確実に潰す設計

アプリには、間違えた問題や不安のある問題を抽出し、繰り返し解ける機能が用意されています。

これによって、「一度解いて終わり」ではなく、できるようになるまで追いかける学習が自然に組み込まれています。


ランダム出題で“覚えた気”を防ぐ

実力テスト機能では、問題がランダムに出題されるため、「順番で覚えてしまう」ことを防ぐことができます。

問題の並びに依存しない状態で正解できるかどうかが試されるため、本番に近い形で知識の定着度を確認できます。


視覚的に成長を把握できる

各CASEごとに複数回分の正誤履歴が残るため、自分がどの問題を克服できたのかが一目で分かります。

この仕組みによって、単なる感覚ではなく、データとして成長を実感できる環境が整っています。

設計思想は「量よりも定着率」

こうした機能を踏まえると、TEPPANのアウトプット設計は非常に明確です。

それは、「問題数を増やすこと」ではなく、「厳選した問題を確実に自分のものにすること」に重きを置いているという点です。

この思想は合理的ではありますが、一方で前提があります。

それは、「足りない分は自分で補う」という意識を持てるかどうかです。

TEPPANのアウトプットをどう使うべきか

この「分量の少なさ」と「システムの質の高さ」を踏まえると、使い方がかなり重要になります。


1冊目として徹底的に仕上げる

最初から大量の問題集に取り組むと、消化しきれずに挫折するケースは少なくありません。

その点、TEPPANの問題数は適度に絞られているため、まずはこれを“完璧にする”という使い方が現実的です。

すべての問題に即答できる状態まで仕上げることで、基礎力の土台をしっかり固めることができます。


スキマ時間専用の復習ツールとして使う

もう一つ有効なのが、「メイン演習」と「維持用ツール」を分ける使い方です。

  • まとまった時間:市販の過去問集で量をこなす
  • スキマ時間:TEPPANで復習・記憶維持

このように役割を分けることで、TEPPANの復習機能を最大限に活かすことができます。


結論:量は不足気味、だが“最初の一歩”としては非常に優秀

正直に言えば、TEPPANのアウトプットだけで試験対策を完結させるのはやや不安が残ります。

特に直前期には、追加の演習量を確保したくなる場面が出てくるでしょう。

ただし、それは裏を返せば、最初の段階で扱う教材としては非常に優れているということでもあります。

最初から大量の問題を抱えて動けなくなるよりも、
まずは厳選された問題で学習のリズムを作る。

そして、そこから自分で広げていく。

このステップを踏める人にとって、TEPPANは強力なスタートダッシュになります。


最後に

「問題数が少ない=弱い講座」とは限りません。

むしろ、学習初期においては、やり切れる分量で確実に積み上げることの方が重要になる場面も多くあります。

TEPPANは、その“やり切れる設計”を徹底した講座です。

  • まずは重要ポイントを確実に押さえたい
  • 挫折せずに学習習慣を作りたい
  • スキマ時間で復習を回したい

こうしたニーズを持つ人にとっては、十分に検討する価値のある選択肢といえるでしょう。